オフィシャルブログ大鵬ハウジング 社長
久保 友宏
【守口市】空き家を売る費用の内訳をムダなく把握する方法を解説

守口市で空き家の売却を考えたとき、多くの方が最初につまずくのが「結局いくらかかるのか」という一点です。仲介手数料、登記、測量、荷物の処分、場合によっては解体——名前だけは聞いたことがあっても、どれが自分に必要でどれが不要なのか、判断できないまま時間だけが過ぎていきます。株式会社大鵬ハウジングには年間約2,400件のご相談が寄せられますが、費用の心配で動けずにいた方ほど、内訳を一つずつ確認したとたんに「思っていたより少なかった」と表情が変わります。この記事では、守口市で空き家を売るときにかかる費用を項目ごとに分解し、負担しなくてよいもの・抑えられるものまで含めて整理します。
空き家の売却にかかる費用の全体像
空き家の売却費用が不安に感じられるのは、金額が大きいからではありません。項目の全体像が見えないまま、断片的な情報だけが耳に入ってくるからです。まずは一覧にして、輪郭をつかむところから始めます。
かかる費用と、そもそもかからない費用
一戸建ての空き家を売る場合、想定される費用は次のとおりです。
| 費用の項目 | 目安 | 必ずかかるか |
|---|---|---|
| 仲介手数料 | 売買価格に応じた法定上限まで(800万円以下は最大33万円・税込) | 仲介で成約した場合のみ |
| 登記関係費用(相続登記・住所変更・抵当権抹消など) | 物件の登記状況により異なる | 必要な登記がある場合のみ |
| 印紙税 | 契約金額により異なる | 紙の売買契約書を作成する場合 |
| 測量・境界確定 | 数十万円 | 境界が不明確な場合のみ |
| 残置物の処分 | 数万円〜数十万円 | 家財が残っている場合 |
| 解体費用 | 建物規模・接道状況による | 更地渡しを選んだ場合のみ |
| 譲渡所得税・住民税 | 利益に応じて変動 | 譲渡益が出た場合のみ |
| 査定・相談 | 0円 | かからない |
一覧にしてわかるのは、「必ずかかる」と言い切れる項目がごく少ないという事実です。測量も解体も残置物処分も、条件によっては一切発生しません。にもかかわらず、ネット上では全項目を合算した「最悪のケース」が相場として語られがちです。自分の物件にどの項目が当てはまるかを切り分ければ、想定額はぐっと小さくなります。
費用が発生するタイミングを押さえる
金額と同じくらい大切なのが、支払いの時期です。順を追うと、次のような流れになります。
- 相談・査定の段階——費用は発生しない
- 媒介契約・売り出しの段階——原則として費用は発生しない
- 売買契約の段階——印紙税、仲介手数料の一部
- 決済・引渡しの段階——仲介手数料の残り、登記費用、測量費など
- 翌年の確定申告——譲渡益が出た場合の税金
注目していただきたいのは、1から2までのあいだにお金が出ていかない点です。査定や通常の売り出しだけであれば、大きな費用が先に発生しないケースが一般的です。ただし、売却前に測量・登記・残置物処分・解体などを行う場合は、それらの費用を先に用意する必要があることがあります。どの費用をいつ支払うかは、選ぶ売却方法と物件の状態によって変わるため、事前に確認しておくと安心です。
仲介手数料の仕組みと上限
費用の中で最も金額が大きくなりやすいのが仲介手数料です。ここは法律で上限が決まっているため、仕組みを知っておけば、提示された金額が妥当かどうかを自分で判断できます。
800万円以下の物件は最大33万円
仲介手数料には国が定めた上限があり、不動産会社はこれを超える報酬を受け取れません。原則は売買価格に応じた料率計算ですが、空き家の売買では特例が設けられています。
2024年7月1日以降、売買価格が800万円以下の宅地・建物については、依頼者一方から受け取れる報酬の上限が33万円(税込)とされました。これは国土交通省が空き家の流通を後押しするために報酬規制を見直したもので、それ以前は価格に応じて手数料が下がるため、低額の空き家ほど不動産会社が手間をかけにくいという事情がありました。
守口市のように駅近と旧分譲地で価格差が出やすいエリアでは、この上限の存在が効いてきます。たとえば600万円で成約した場合も、800万円で成約した場合も、手数料の上限は同じ33万円です。価格が下がっても手数料が青天井に増えることはないという一点だけでも、覚えておく価値があります。なお、この特例を適用する場合は媒介契約を結ぶ前に報酬額の説明と合意が必要とされているため、契約書面で必ず確認してください。
不動産業による空き家対策推進プログラムについて|国土交通省 https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/tochi_fudousan_kensetsugyo_const_tk3_000001_00066.html
査定は無料——売り出しの段階で出ていくお金はない
ご相談の中で意外に多いのが、「査定を頼んだら交通費や調査費を請求されるのでは」という不安です。実際には、査定は0円です。大鵬ハウジングでは大阪市内はもちろん守口市内の物件についても、現地調査から査定書の作成まで費用をいただいていません。
査定の中身は簡易的なものではありません。周辺の取引事例に加え、商業施設・病院・学校までの距離や所要時間、最新の近隣状況まで調べ、役所を回って相場を確認したうえで査定書に落とし込みます。全スタッフが工務店または大手不動産会社での実務経験10年以上のため、建物の傷み具合が価格にどう跳ね返るかも根拠を添えて説明できます。
仲介手数料は原則として成約時に発生する成功報酬です。買い手が見つからず売却を取りやめた場合、通常の仲介手数料は発生しません。ただし、売主が特別に依頼した広告などについて別途費用を合意している場合は、この限りではありません。売り出しの段階まではお金がかからないという原則を押さえておけば、まず査定書の数字を見てから考える、という進め方ができます。
買取の場合、費用はどう変わるのか
仲介は買主を探して橋渡しをする方法、買取は不動産会社が直接買い主になる方法です。費用の面では、この違いが大きく効いてきます。
| 比較する項目 | 仲介 | 買取 |
|---|---|---|
| 仲介手数料 | 法定上限の範囲で発生 | 直接売買のため不要になるケースが多い |
| 売却までの期間 | 買主が見つかるまで | 条件が整えば短期間 |
| 残置物・修繕 | 買主の要望で対応が必要な場合あり | 現況のまま引き渡せる場合が多い |
| 価格 | 市場価格に近づきやすい | 仲介相場より抑えめになることが一般的 |
| 内覧対応 | 必要 | 不要 |
買取は「安く叩かれる」というイメージを持たれがちですが、判断材料は提示額そのものではなく、手元に最終的にいくら残るかです。仲介で高く売れても、そこから手数料・残置物処分・修繕費を差し引けば差が縮まることもあります。
大鵬ハウジングは大阪の1店舗体制で運営し、必要に応じて現地へ出向く形をとっているため、人件費や家賃といった固定費を他社より低く抑えられています。その分を買取価格や広告費としてお客様に還元できるのが、コスト構造から生まれる強みです。加えて各スタッフに1億円以内の決裁権があり、条件が整えば平日当日の買取にも対応できます。もちろん金額や時期は物件の状況次第であり、必ず即日で決まると約束するものではありません。仲介と買取は優劣ではなく、手取り額と時間軸のどちらを優先するかで選ぶものと考えてください。
費用を抑える方法、そもそも負担しない方法
費用の話は「いくらかかるか」で終わりがちですが、実務では「誰が負担するか」で結論が変わる項目がいくつもあります。
登記費用を会社が負担するケース
守口市で相続した実家を売ろうとしたとき、名義が亡くなった親のままになっている、というケースは珍しくありません。この場合は相続登記が必要になり、司法書士報酬と登録免許税が発生します。
大鵬ハウジングでは、買取の場合、相続登記・所有権移転登記・建物登記などにかかる登記費用を当社が負担します。提携している司法書士がそのまま手続きを引き受けるため、売主側で専門家を探す手間もかかりません。相続登記そのものは義務化されていますが、登記が済んでいなくても相談は進められるため、後回しにするより状況を伝えて並行して進めるほうが負担は軽くなります。ただし、登記費用の負担が軽くなっても、印紙税や譲渡益にかかる税金など、売主側に費用が生じる項目は別に残ります。何がどこまで軽くなり、何が残るのかを最初に切り分けておくことが大切です。
残置物の処分や測量をまとめて任せる
家財が残ったままの空き家について、「片付けてからでないと売りに出せない」と思い込んでいる方は非常に多いのですが、実際にはそのままで問題ありません。大鵬ハウジングは残置物処分業者をはじめ、弁護士・司法書士・行政書士・土地家屋調査士・税理士・FP2級と提携しています。当社が窓口となり、境界の確認や登記申請、税務・法律相談などの専門業務は、それぞれの資格者が担当する形でお任せいただけます。
遠方にお住まいで現地に行けない方には、お迎え対応も可能です。窓口が一本化されると、業者ごとに見積もりを取り直す手間が消え、結果として費用の総額も見通しやすくなります。費用を減らす最短の道は、値切ることではなく、必要のない工程を初めから外すことにあります。
空き家の売却費用でよくある誤解
実際のご相談で繰り返し出てくる思い込みを、いくつか取り上げます。
- 「仲介手数料は数十万円から百万円単位でかかる」——800万円以下の物件なら上限は33万円(税込)です
- 「査定に交通費や出張費がかかる」——0円です
- 「大阪の会社だから守口市の物件は扱えない」——市内全域に対応しています
- 「荷物が残っていると査定してもらえない」——現況のまま査定できます
- 「相続登記を済ませないと相談すらできない」——未登記のままご相談いただけます
- 「解体してからでないと売れない」——古家付き土地として売却できる場合があります
特に根深いのが、地元の業者でなければ売れないという思い込みです。大鵬ハウジングは全国対応で買主を探せるため、地場や大手が見つけられなかった買い手にたどり着けたケースが多数あります。他社でマイナス査定と言われた物件をプラス査定で買い取った実績も少なくありません。誤解を一つ手放すたびに、想定していた費用は目減りしていきます。
守口市で空き家を売る際の費用事情
守口市は大阪市に隣接し、京阪本線や大阪メトロ谷町線・大日を軸に交通利便性の高い街です。それでも空き家が生まれないわけではありません。通勤圏にあるからこそ「いつか使うかもしれない」と判断を先送りにしやすいのが、都市近郊ならではの事情です。地価公示によると、守口市内の住宅地の平均価格は1平方メートルあたり約17万8千円(2025年時点)で、前年より5%以上上昇しています。土地としての値がゼロに近づきにくいエリアだからこそ、古い家をどう扱うかで手取り額に差が出ます。
費用の中で最も金額が読みにくいのが解体費用です。守口市は空き家対策の一環として、建物の条件を入力すると解体費用の概算がわかるシミュレーターを公開していますが、解体そのものにかかる費用を補助する制度は設けられていません。試算はあくまで目安であり、市自身が、現地調査による正式な見積もりとは差が出ると明記しています。前面道路の高低差や重機の搬入が難しい接道状況、アスベストの除去が必要な物件などでは費用が大幅に上振れるため、守口市内に残る道幅の狭い旧来の住宅地では軽視できません。そもそも解体するかどうか自体が検討事項です。更地にしてから売るより、古家付き土地のまま売却したほうが手取りが多くなる場合があるため、解体費を見積もる前に、解体しない選択肢と並べて比較することをおすすめします。
もう一つ見落とされがちなのが、保有しているあいだの固定費です。守口市は淀川河川敷を除くほぼ全域が市街化区域に指定されており、固定資産税に加えて税率0.3%の都市計画税が毎年課税されます。空き家のまま所有を続けるだけでこの負担は続くため、判断を先延ばしにするほど固定費だけが積み上がっていく点も、費用を考えるうえでは見過ごせません。
解体費用相場がわかる解体費用シミュレーター|守口市 https://www.city.moriguchi.osaka.jp/kakukanoannai/toshiseibibu/jutakumachidukurika/akiyataisakunitsuite/21214.html
守口市で費用について相談するには
費用の話を進めるうえで、最初にやるべきことは絞られています。
- 物件の所在地・おおよその築年数・現況(家財の有無、名義の状態)を整理する
- 査定を依頼し、想定価格と必要になる費用項目を書面で受け取る
- 仲介と買取の両方で、手元に残る金額を並べて比べる
大鵬ハウジングでは、訪問調査から契約・決済まで同じ担当者が一貫して対応します。途中で担当が変わらないため、「聞いた話と違う」という食い違いが起きにくく、費用の見通しも初回の説明から最後までぶれません。メリットだけでなくデメリットも含めてお伝えするのが方針です。
なお、契約後の不安についても触れておきます。売主様の契約不適合責任は、原則として免責としています(契約書に明記)。ただし、雨漏りやシロアリ被害など、すでにご存じの不具合がある場合は事前にお伝えください。この形をとってきた結果、売却後のトラブルは0件です。
会社に直接相談することに抵抗がある方は、公的な窓口から始める手もあります。守口市では原則として毎月第4月曜日に、事前予約制の空き家不動産無料相談会が開かれています(第4月曜日が祝・休日の場合は、その月は開催されません)。まず中立的な立場の話を聞いてから民間に相談する、という順序も選べます。急いで決める必要はなく、数字を並べて比べる材料を先に揃えることが、結果的にムダな支出を防ぎます。
毎月第4月曜日に空き家不動産無料相談会を開催しています!|守口市 https://www.city.moriguchi.osaka.jp/kakukanoannai/toshiseibibu/jutakumachidukurika/akiyataisakunitsuite/1674.html
守口市の空き家買取・対応エリア
八雲東町、八雲北町、八雲中町、八雲西町、大日町、大日東町、佐太中町、佐太西町、佐太東町、金田町、大枝東町、大枝西町、大枝南町、梶町、藤田町、寺方元町、南寺方東通、京阪本通、土居町、滝井元町、桜町、豊秀町
※上記に記載のない町名でも、守口市内であればすべて対応可能です。お気軽にご相談ください。
まとめ

守口市で空き家を売る際の費用は、項目ごとに分解すれば決して不透明なものではありません。仲介手数料には法定の上限があり、800万円以下の物件なら最大33万円(税込)に収まります。査定は0円で、売り出しの段階までお金は出ていきません。測量や解体、残置物処分は条件次第で発生しない項目であり、買取であれば登記費用を株式会社大鵬ハウジングが負担します。譲渡益が出た場合には3,000万円特別控除という選択肢もあり、市の窓口で確認書の交付を受ける手順まで用意されています。費用への不安の正体は金額の大きさではなく、内訳がわからないことにあります。守口市の空き家について、まずは自分の物件にどの費用が当てはまるのかを一つずつ確かめるところから始めてみてください。
この記事の監修者
株式会社大鵬ハウジング
代表取締役 久保 友宏
地方・田舎の空き家、相続不動産、訳あり不動産などの売却相談に対応。
年間約2,400件の相談実績を持ち、ファイナンシャルプランナーとして不動産売却後の資産整理についてもサポートしています。



